一般社団法人 綾部青年会議所 2019年度 スローガン

 

 

 

夢  希望  感動

 

~慧眼の士となり信念を貫け!愛する故郷のために、今!~

 

 

 【はじめに】

 「夢」は大きく持ちなさい。こんなことをこれまでの人生において一度や二度言われたこと、聞いたことはありませんでしょうか。もしくは、子供の頃は明確な夢を描けていたが、大人になってからの夢はいつしか描けなくなってしまった。きっとこのような方も多くいるはずだと思います。

私は、いくつになっても夢を描き、夢を語れる人でありたいと思います。また、一人で描く夢は小さくても、同志が共に描く夢は壮大なものとなり、人のみならず地域全体を動かすことができるものだと確信しております。そして、夢の実現に向けて努力を重ね突き進む人の姿は周囲に「希望」を与え共感を集めます。しかしながら、共感とは字の如く感情を共有する言葉に過ぎず、ただ互いに感じ合うだけでは何も変えることはできません。さらに、私たちは人の感情を揺さぶり共感を生み出すだけの組織でもなく、そして、夢は行動が伴わなければ、ただの夢物語に終わってしまいます。

2019年度、一般社団法人綾部青年会議所は、私たちが展開する運動・活動に希望を感じ、その先にある行動にこそ私たちの運動・活動に対しての本質があると捉え、行動によって成果を上げ、初めて湧き出す感情を共有できることを目指し活動してまいります。私はこの状態を「感動」と定義いたします。

私たちの未来を明るい未来にできるのは私たち自身であり、私たちにしかできないことだと思っております。共に大きな夢を描き、希望に満ち溢れた運動・活動を展開し、感動のムーブメントを巻き起こし、輝かしい未来を実現してまいりましょう。

 

【平成から新時代へ】

 1949年、戦後の混沌とした時代背景の中、責任感と情熱を持った青年有志たちによよって日本の青年会議所運動は始まりました。そして、綾部においても青年会議所は1957年1月に創立し、1961年9月に京都青年会議所のお力添えをいただき、全国で207番目の青年会議所として認承されました。青年会議所の歴史を振り返れば高度経済成長真っただ中、日本経済の急激な発展とともに組織の拡大と地域振興の先駆者としての地位を確立し、先輩諸兄姉の英知と勇気と情熱をもって絶えることなく今日まで伝承し受け継いでこられました。

そして今、私たちは平成という一つの時代に終わりを迎え、新時代を迎えようとしております。私たちは平成という時代に成長をしてきた平成世代と言えます。平成は著しく経済と社会の構造が変革をし、また、多く災害に見舞われた非常に難しい時代でありました。私たち青年経済人は常にその渦中に身をおかれ、見えない未来に不安を抱きながらも未来を創造する責任世代として、いま現在も明るい豊かな社会の実現を目指し運動・活動を繰り返し続けております。

新しい時代はいったいどのような時代となるのでしょうか。人工知能(AI)とIoTに代表される情報技術による社会変革。もしくは、労働人口減少に伴いロボットの活躍が躍進し、多くの技術的失業者が発生するメカトロニクス化。このような未来を想像すればワクワクする反面、多くの不安を感じます。しかしながら、どのような時代へと変貌を遂げたとしても、私たちが永きに渡り守り続けてきた青年会議所の伝統と文化は絶えることはなく、同時にこの先の新時代においても必要とされる有効な機械的組織であると確信をしております。

 

【組織運営】 

私たちは、仕事や家庭を持ちながらも日々時間と費用を費やし青年会議所の運動・活動をしております。その中で、最も大事にしなければならないのは、決められたルールを遵守することであります。一つの委員会もしくはある個人の怠りやルール違反によって発生する損害は、時間や費用以外にやる気を阻害してしまい、さらには、内容の精度も大幅に落ちることにつながります。また、青年会議所はその名の通り会議で物事の採決をいたします。良き会議とは、良き資料が揃い、良き意見が交わされることで実現できます。今年度は、お互いがお互いを尊重し決められたルールを遵守することで、会員間のやる気を削ぐことなく、例会や事業の精度が大幅に向上できるように取り組んでまいります。また、社会的責任を自覚し社会的ルールについても遵守してまいります。

 

【情報発信】

 ブランド力向上の一つとして、従来のホームページやFacebookといったSNSを活用しての情報発信に加えて、クラウドファンディングを活用したブランディングに挑戦してまいります。従来の情報発信の方法は、ただ私たちの運動・活動を一方的に発信するのみに終わってしまい、ブランド力が向上したことへの検証が非常に難しいように考えます。クラウドファンディングを活用した情報発信は、共感が得られれば支援という形へと直結し、加えて認知度の向上にも寄与いたします。また逆に、共感が得られなければ支援を受けることはできませんが課題検証に対して役立てることができます。多くの支援が集まれば私たちの運動・活動の精度は向上し、さらには、会員間の自信と意識高揚につながり、綾部青年会議所のブランド力は向上するものと考えます。

 

【ビジョンの創出】

 私たちが住み暮らす綾部市は近年都市開発が進み、住みやすいまちへと変貌を遂げてきました。しかしながら、日本全体が抱える課題に倣い、人口減少には歯止めをかけることができず、少子高齢化、人手不足、近年においては自然災害の猛威に晒され、安心して生活をすることへの希望が失われつつあります。そんな中、私たちはこの先もこのまちで生活をしていかなくてはなりません。また、生活をただするだけではなく、後世に引き継ぎ未来への生きる希望を残さなくてはなりません。

人は先が見えないと不安を感じる習性があり、言い換えれば安心して生活することへの根源には未来が見える確固たるビジョンが必要となるのであります。ビジョンは未来を照らし生きるための指標となり希望を創出いたします。そこで、綾部市が掲げるビジョンを基に、私たち責任世代の多角的な視点と感性、また、明確な根拠を交えての明るい豊かな社会を具現化した中期ビジョンを創出し、政策の提言を実施いたします。さらには、私たちが所属する青年会議所組織に対してもビジョンを打ち出してまいります。

 

【ネットワークの構築】

 社会環境の大きな変化に伴い私たちが幼少期にあったものが無くなり、逆に無かったものが当たり前のようにある、そんな時代へと物心両面において変化してきたように思います。薄れてきた代表的なものを挙げると、幼少期に愛郷心を育む礎となった伝統や文化に関連する祭りやイベントなどの催し事、また、スポーツ振興を通して自己鍛錬することへの機会や意欲であります。逆に、地震や土砂災害、集中豪雨といった自然災害が近年相次いで発生していますが、かつてはこれほど頻発するものではありませんでした。また、少子高齢化、核家族化、共働きによる各地域のコミュニティーにおけるネットワークの希薄化、それに伴う共助意識、さらには、綾部市民としての帰属意識さえも希薄化してきているように感じます。

 今、地域に求められるのは、それぞれのコミュニティーにおける強靭なネットワークを構築することであると考えます。それは、祭りやスポーツ振興を通して心と心が通じ合うことで心が豊かになり創造されるものであり、自然災害などの有事の際にその力を発揮するものであると考えます。ひいては、愛郷心が育まれ社会問題の課題解決にも寄与していくものであると確信しております。これまでに培った経験と新たな視点を取り入れ、地域における人と人とのネットワーク構築を実現してまいります。

 

【会員の拡大と開発】

 大幅な会員減少に伴い組織を維持していくことが困難と思われた一時に比べると、会員拡大が実を結び、力強く運動・活動が展開できている状態にあります。しかしながら、青年会議所は入会する人もいれば途中退会や卒業によって組織を去る人もいます。ここ数年は新規入会者よりも卒業生と退会者を含めた人数が上回る年度が続き、また、その卒業生にはこれまで長年に渡り青年会議所活動に邁進してこられた経験豊富なベテラン会員が多く含まれていました。現状、会員拡大はもちろんですが入会間もないFTメンバーで構成された綾部青年会議所であるゆえに、会員の人材育成に対してもしっかりと力を注いでいかなくてはなりません。会員の人材育成においては、ただ青年会議所の運営やルールを身に着けるだけでなく、歴史や伝統についても学ぶ機会を創出し、組織力の向上を図ってまいります。 

また、会員拡大については、会員それぞれが持つ情報とネットワークをフル活用し全員参加で取り組んでまいります。さらに、対外からの青年会議所イメージに無い「ビジネスの機会」を創出し、新たな青年会議所の魅力を発信し会員増強を実現してまいります。

 

【おわりに】

日本資本主義の父と言われた渋沢栄一翁の言葉に「夢七訓」という言葉があります。

 

夢なき者は理想なし

理想なき者は信念なし

信念なき者は計画なし

計画なき者は実行なし

実行なき者は成果なし

成果なき者は幸福なし

ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず

 

明るい豊かな社会の実現。言い換えるなら、私はこれを幸福と呼びます。この夢七訓にある夢から幸福へつながるプロセスこそが青年会議所の運動・活動に当てはまるものであると考えます。そして、慧眼(けいがん)とは本質を見抜く力を意味します。私たちの運動・活動が本当に地域にとって価値があるのか、もしくは、これまでの当たり前が新時代に即した内容ややり方、さらには、在るべき姿なのかを見極める時期が来ているのだと感じております。変化を恐れず、強い信念を持って、本質を見極め進んでまいります。

結びに、このように青年会議所活動が日々できることへの家族、従業員、そして、会社への感謝を常に忘れず、私たちが愛するこの故郷が持続可能な地域社会となることを目指して、強い信念を持って運動・活動に邁進してまいります。

夢は確固たるビジョンと強い信念があれば必ず叶うものであると確信いたします。1年間どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

基本方針

1、ビジョン構築と提言活動

2、愛郷心を育むネットワーク構築

3、会員の拡大と開発

4、ブランド力の向上

 

一般社団法人綾部青年会議所

2019年度 スローガン

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