· 

2019年度 委員長方針

総務情報委員会 委員長 芦田 紗織

 我々は、組織の下支えとして内部の統一基準を設け組織運営や会議の設えを行い、対外に向けて情報を発信してまいりましたが、地域社会の発展を目指す諸事業が生まれる会議でのより高度な議論と、多様化するメディアに即して対内外へ伝播できる広報が求められています。そこで、会員間の情報共有の活性化、地域への効果的な情報発信が不可欠です。

 まずは、JC運動・活動の礎である会議の質を高めるために、事業を構築する各委員会に提出期限等ルールの遵守を呼びかけた上で厳密な議案の精査を行い、会議において効率的かつ実質的な議論へとつなげます。そして、事業構築に向けた計画策定や準備が促進されるために、組織全体のスケジュールや有益な連絡事項を会員間で共有し、能率良く活発な委員会活動へとつなげます。また、地域における社会的な認知度を向上させるために、魅力あふれる運動・活動をホームページやfacebookを活用して迅速に発信し、我々の存在価値を引き上げます。

 各委員会が展開する事業の下支えと、その効果を最大限に発揮できる情報発信こそが人々の興味関心を高めさせ、地域社会を巻き込んだJC運動につながるサイクルが構築されると確信します。

 

共感ネットワーク構築委員会 委員長 野々垣 達哉

 近年、少子高齢化や核家族化、生活様式の都市化等、社会環境の変化により市民のコミュニティーへの参加機会が減少し、人間関係を築く力や連帯意識の低下が指摘されています。青少年の成長する機会として、幅広い世代が集うコミュニティーの場を作り愛郷心を育み、共感を高め、良好なネットワーク構築をする必要性があります。

 まずは、青少年の愛郷心やチャレンジ精神、コミュニケーション能力を高めるために、青少年が活躍できる場や多くの人達と関わる機会、楽しく参加し学べる機会を提供し、挑戦することの大切さや、人と人とのつながりの大切さを伝え愛郷心を育みます。そして、豊かな自然を持つ故郷と共存するために、幅広い世代が自然災害の基礎知識を深め、防災について楽しく学び体験できる事業を開催し、一人ひとりが自ら取り組む自助意識と、人が支え助け合う共助意識を高め、防災意識の向上と防災におけるネットワーク構築の一助とします。

 地域の中で成長の機会を得て育った青少年は愛郷心を高め、輝かしい人財へと成長します。また、市民との共感を高めた我々は、地域の中でリーダー的存在となり、良好なネットワーク構築を牽引できると確信し活動してまいります。

 

会員開発委員会 委員長 大槻 浩一

 一般社団法人綾部青年会議所は、今年度26名のスタートと会員数は減少傾向にあり、今後も組織がさらなる発展を続けていくには多くの新入会員が必要です。拡大活動を継続し行っていくには一人ひとりが青年会議所運動・活動の意義や目的に共感し、LOMが一丸となり行う必要があります。

 まずは、会員拡大を成功させるため、年間を通して拡大会議を開催し一人ひとりが拡大活動の重要性と実現に向けての意思疎通を深めることで、メンバーの拡大に積極的に取り組む意識の向上につなげます。そして、メンバーが運動・活動へ積極的に取り組むため、セミナーを開催し青年会議所の骨子を学び、再確認し理解を深めることで、運動・活動に対する目的意識の醸成の一助とします。さらに、青年会議所の魅力を発信し拡大活動へメンバーが自発的に取り組むため、拡大へとつながり地域に共感を得る事業や例会を創出することで、能動的に活動出来る人財へと成長します。

 一年間の活動を通じ、青年会議所運動・活動のやり甲斐と楽しさを見出した我々は一丸となり会員拡大を実現させるとともに、メンバー一人ひとりの成長が組織を継続可能で強固なものへと発展させると確信し活動してまいります。

 

ビジョン委員会 委員長 種清 喜之

 我々が住み暮らす綾部市は、高速道路網の進展や田園回帰の時流などまちを発展させる好機に恵まれつつも、全国の例にもれず進行する人口減少や少子高齢化に加え、度重なる災害によって窮乏化する市財政など、市や市民が将来の明るい展望を見失いつつあるのが現状です。今こそオール綾部で共感しあえる共通の未来を想い描き、持続性あるまちづくりを展開する必要があります。

 まずは、組織内で現状を打開する意思統一を図るために、ビジョン提言研修会を実施し、組織的に取り組む提言事業にメンバーの共感を得ます。そして、綾部市が目指すべき夢と可能性を共有するために、過去に学び将来を見据え、様々な情報を収集、分析、研究することで、持続性あるまちづくりの指針となる明確なビジョンが完成します。さらに、ビジョンに対する理解と共感を広げるため、研修会や提言を行政や市民を交えた公開事業として実施することで、ビジョンをまちづくりに浸透させる機運を高めます。

 オール綾部でまちの夢や可能性に共感しあい、共通のビジョンに向かって建設的にベクトルを合わせ、それぞれの立場で行動を起こす機運を高めることこそが、持続性あるまちづくりの礎を築くと確信します。

 

褒賞渉外特別委員会 委員長 馬田 賢二

 我々が行なう褒賞事業は、顕著な功績を称えて会員の意識高揚を図るだけでなく、我々が運動・活動する上で何を大切にするべきかを学ぶ機会でもあり、その意義への理解を深める必要があります。また渉外事業では、近畿地区と京都ブロックに出向している仲間の頑張りに応えるため、各協議会の事業に一人でも多くの会員で参加する必要があります。

 まずは、各種事業に積極的に参加して多くの学びの機会を得てもらうため、出席状況を会員と共有するとともに参加を促し、皆出席賞を目指す風土を築きます。そして、内部褒賞の受賞に値する会員・委員会を推薦するため、運動・活動の実践状況の把握と厳格適正な評価を行い、活発な運動・活動につなげます。さらに、外部褒賞受賞を目指すために、理解しやすく目を引く申請を行うことで、我々の活動意識高揚につなげます。また、会員の日程調整や事前準備を容易にするため、各協議会の事業計画をできるだけ早期に把握し会員に繰り返し発信することで、参加への機運を高めます。

 会員間、委員会間で互いに刺激し合い成長する意識が培われ、自らが率先して新時代を牽引する気概と意欲に満ち溢れた会員が運動・活動する組織になると確信します。