一般社団法人 綾部青年会議所 

第63代 理事長 上畑 隆昭

2024年スローガン

【新年のご挨拶】

 新年あけましておめでとうございます。

 皆様におかれましては、お健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 平素は一般社団法人綾部青年会議所の運動・活動に対し、多大なるご支援ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 昨年度は、メンバーが組織やふるさとに誇りを持って運動・活動を展開することができるように、会員開発と地域開発に力を入れてまいりました。綾部青年会議所の先輩をお招きし、組織の伝統や歴史を再確認することで、ふるさとへの想いをより一層高めることができました。また、異業種交流会を開催することで、組織の垣根を越えて若い世代同士のつながりの大切さを感じることもできました。7月には綾部駅南口広場の更なる活用拡大の一つとして、あやバル2023~駅南夏の大交流会~と題してビアガーデンを開催し、多くの方にご参加いただきました。これもひとえに我々の運動・活動にご支援ご協力いただきました皆様のおかげでございます。心から感謝申し上げます。

 さて、世界に蔓延した新型コロナウイルス感染症や、国際情勢の悪化、自然災害、少子高齢化など、様々な不安が拡大し続け、これまでの常識が通用しなくなる時代へと変化しています。技術の進化や利便性が向上し、本来あるべき様々な機会が失われ、人と人とのつながりの希薄化が進むことで、より一層無関心な社会となっていく可能性があります。この様な時だからこそ私たちが「明るい豊かな社会の実現」の起点とならなくてはいけません。

そのためには、メンバー一人ひとりが目的を明確に納得し運動・活動できる環境を整え、時代にあった仕組みへアップデートを図ることが重要です。創立65周年認承60周年にて策定した中期ビジョンに向け、綾部青年会議所は100年続く組織へと、より良く発展しなければなりません。

しかし、伝統や過去の実績、経験や慣習があり、その価値を損なわずに、今の時代に即した魅力的な組織として輝かせることが必要です。そうすれば、その魅力は、市民へと伝わり共感され、大きな運動へと発展させることができます。また、なぜ青年会議所活動をしているのかをメンバーが自分自身に問い、自分と青年会議所活動のつながりを理解することによって、青年会議所から得られる発展と成長の機会に貪欲になります。そして、私たちの活動に理解を示し支えてくれている仲間や家族へ感謝をするとともに、思いやりの心をもち身近なひとの笑顔を守ることが大切です。

私たちが「明るい豊かな社会の実現」に向けた変革の起点となるためには、「万里一空」目的を見失わず、私たちが率先して行動し、まちに運動を巻き起こすことで、柔軟で前向きな思考で明るい豊かな地域の創造に向けて運動・活動を展開してまいります。

 本年も引き続き皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

2024年 元旦

 

一般社団法人 綾部青年会議所

第63代理事長 上畑 隆昭